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調理支援を行っています

フローラで生活され、いざ地域生活へ移行されるとなればご自身で食事の用意が必要です。

フローラでは栄養士が調理の仕方など必要に応じて調理支援を行い、バランスよく食べて健康に暮らして頂けるようお手伝いをしています。

先日、通所事業に参加されている利用者さんのご自宅で調理支援を行いました。この方は、平日は宅配のお弁当を頼まれていますが、土曜日と日曜日の食事はご自身で用意をする必要があります。納豆や豆腐など手軽に食べられる物だけで食事を済ませていたため食事に充実感がないと相談に来られ、調理支援を開始する事となりました。

 

 

【食べたいメニューの聞き取りから調理】

「昔、お母さんがよく作ってくれた“東洋水産のマルちゃん焼きそば”が食べたいです。」

「寒くなって来たので“おでん”も食べたいな。」

「“ハンバーグおろしポン酢”・“炊き込みご飯”も食べたいです。」

聞き取りしたメニュ―を作るため、さっそく一緒に買い物に行きました。

 

 どの食材がどこのお店で安く購入できるか等、お話しながら何軒かスーパーに行きました。最近は食材が高騰しているので、安く購入する事も生活する上で重要です。野菜はスーパーよりも八百屋が安い事も多いため、一緒に八百屋も行きました。焼きそばに使うキャベツは、八百屋で1玉98円だったので1玉丸ごと購入しました。残りのキャベツを使ってロールキャベツも作る事にしました。このように1つの食材でいくつかの料理を作る事を助言し、食材を使い切るようにします。

  

 

 

ハンバーグ、ロールキャベツ、炊き込みご飯、おでん、焼きそばはそれぞれ共通する具材があるので、食材の切り方などを変え、食材を余すことなく使うように一緒に考えて工夫します。また、どの順番に作ると早く作る事が出来るかも一緒に考えて手順も工夫します。

 作ってすぐに少し味見をして頂くと、「美味しいー!」「最高やわ!」とおっしゃっていました。

 

だんだんと寒くなってきましたので、旬の食材を使った温かいお料理をバランスよく食べて健康に過ごせると良いですね。

これからも調理を通して利用者様の自立に少しでも寄り添えるよう、支援してまいります。