退所後の安心した生活
前回は、居宅生活訓練事業をご紹介しましたので、今回は通所事業にスポットを当てご紹介します。
救護施設フローラでは、救護施設事業以外に居宅生活訓練事業と通所事業に取り組んでおり、グリーンコミュニティでは、居宅生活訓練事業と通所事業を手掛けております。利用者の皆さんが地域で生活できるよう支援しています。
Q 通所事業って何だろう?
A フローラを退所して、自宅での一人暮らしを始めた方が継続して安心した生活を送ることができるように主に以下3つのサービスを提供し、地域で安定した生活ができるようサポートしています。
○通所 … 自宅から施設へ通っていただき、日中生活の支援を行う。
○訪問 … 職員が自宅へ出向き、家の様子や生活のアドバイスを行う。
○相談 … 日常生活で困っていることなどの相談に随時こたえる。
Q 誰でもできるの?
A 基本的に通所事業への参加は、利用者さん自身の意思となります。ただし、居宅生活訓練終了後、一人暮らしを継続するのに当たり福祉事務所と協議し、フローラへの通所や訪問が必要と判断された場合。また、家族様のご意見も参考にしながら参加調整をしています。
Q 期間はどれくらい?
A おおよそ1年間の期間、支援します。ただし、引き続き支援を行うことが有効と判断される方は、その都度延長が可能です。
Q どのようサービスがあるの?
A 通所と居宅訪問を通じ、生活相談・健康管理・食事提供・金銭管理・施設生産活動・買物援助・通院援助・グループミーティングなど、居宅で継続して自立生活が送れるようサポートします。
※上の写真は生活相談を行っている写真です。
フローラの通所事業では、救護施設を退所後も安心して地域で継続的に一人暮らしを送れるようサポートしていくことを目的としています。一人でも多く、自立した生活がおくれるよう支援してまいります。