入院者援助
パープルコミュニティでは現在、数名の方が病院へ入院されています。体調不良だけでなく、精神不調(精神症状が顕著になり生活に支障をきたす状態)のために入退院を繰り返される方もおられ、その都度、支援を行っております。
【入院に際しての支援】
施設で生活されていると、転倒による骨折や精神不調、持病の悪化など様々な理由で入院される方々がいらっしゃいます。入院の際は、ご家族様や福祉事務所など病院以外とも連携をとり、フローラの職員が入院の手続きをお手伝いいたします。
【入院中の支援】
また、入院中の方の支援も行っています。病院から必要なものの依頼があればお届けして、ご本人の様子も定期的にうかがい、入院後も退院時にそなえて状況を把握しておきます。入院中、動くことができず、ADL(日常生活を送るために必要な動作:更衣・入浴・食事など)が低下していることもあるため、入院中にどのくらいのことをご自身でできるのか知っておくことも大切です。
必要な情報は、フローラの医務・給食・ユニット職員などと共有し、退院後の支援の方向性や必要になる支援をすり合わせていきます。
【退院後の支援】
病院へ定期的にご本人の状況を聞くものの、実際にフローラに戻り状況を見てみないと分からないこともあります。ですので、退院してからしばらくは見守りを強化して徐々にADLが、向上されるよう働きかけをしていきます。退院後の病院のフォローアップにも付き添い、適切な生活を送れるよう支援しています。
【さいごに】
健康で入院する必要のない生活を送れることが一番ですが、施設生活をしていく中で様々な健康上の問題も発生します。利用者様の中には自覚症状のない方や、障がいのため症状があっても自らおっしゃることができない方もおられます。職員は日常生活をよく観察し、いつもと違うところや気になることがあれば些細なことでも医務と相談し、必要があればすぐに病院の受診の手筈をとっています。
このように、利用者様が少しでも健康に施設生活を送れるよう今後も支援してまいります。